紋付羽織袴の着方4角帯の結び方
男袴帯の結び方
紋付の着方21 男袴帯の結び方1
帯の高さは、腰位置が一番安定しますのでお勧めです。が、袴の丈に合わせ上下調節して下さい。(袴を当ててみて丁度いい位置より帯が上に1~3㎝位出る高さです)
紋付の着方22 男袴角帯の結び方2
端から40㎝を残すようにして長いほうの帯を腰に巻いていきます。左右どちら巻きでもかまいません。又、40㎝のほうは、帯幅を半分に折って置くと後がやり易いです。お写真では、半分に折っております
紋付の着付け23 男袴角帯の結び方3
長い方の帯を2周するのですが、先の残した40㎝の帯の方は、お写真のように上に出るように巻きます。
紋付の着付け24 男袴角帯の結び方4
角帯を2周巻き終えましたらお写真のように内側斜めに折り平らに落ち着き良くします。
紋付の着付け25 男袴角帯の結び方5
最初に残した40㎝の方を上から巻きつけるように手前に倒し
紋付の着付け26 男袴角帯の結び方6
お写真のように、先に斜め折り処理を致しました帯を下からすくいながら上に出して下さい。
紋付の着付け27 男袴角帯の結び方7
お写真で1回結びの状態をご確認下さい
紋付の着付け28 男袴角帯の結び方8
【女性ゆかたの蝶々帯結びのような形にします】蝶々の羽部分(一文字の一)の長さを袴の背当て(台形の固い部分)の幅より少し小さめに決めます。
紋付の着付け29 男袴角帯の結び方9
長さが決まったらパタパタとお写真のように内巻きにたたんで下さい。
【補足】結びめに近い最後の部分は、短くなってもOK。最後の内折が逆に長くなるようでしたらアルファベットのZになるように左右短めにして折り返してください
紋付の着付け30 男袴角帯の結び方10
今内折りしましたものの中心をアルファベットのWになるよう山二ツ屏風おりしてください
【注意】お写真では、解りやすいように上になる部分を前面に倒しいます
紋付の着付け31 男袴角帯の結び方11
先の一回結びの所で休ませてありました半分に折った短い方の手を前面に倒すようにして蝶々部分の二つ山部分に巻き付けていきます。
紋付の着付け32 男袴角帯の結び方12
下まで巻き付けましたら、下から一回結びの結び目も一緒に(下から撮ったお写真⇒のところ)上に抜いて下さい。
男袴角帯の結び方12の2
ご自身で上に引きぬいて頂いているところのお写真です。
紋付の着付け33 男袴角帯の結び方13
半分折した短い方を今度は、着物と帯の間を通して下に引き抜いて下さい。
【重要】袴を支える役目の帯ですので、結び目や固定の確認の為に帯を背中側に倒しております。正確なイメージは次お写真をご参照ください。
紋付の着付け34 男袴角帯の結び方14
半分折した短い方を下に通し終わったお写真になります。
紋付の着付け35 男袴角帯の結び方15
下に飛び出した部分を今度は、クルクル巻いて帯の幅の上の方…蝶々部分の中心を支えるように直下まで巻き上げて下さい。帯結びの出来上がりは36のお写真をご参照ください。
紋付の着付け36 男袴角帯の結び方16
補足1(ご自身での着付け):帯を前で結んだ場合は、右回しにて結び目を後中心まで回してください。
補足2着物丈が通常のもの:着物の後裾を帯び結びのところに下から挟んで下さい。(きもの時代の飛脚姿のように・・・)